なぜ嘘をつくの?

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終末期医療の現場では
「本人に病気のことは言わないで」
という家族がすごく多い
なぜ嘘をつかない方が良いのか
昨日の記事で触れました

では、なぜ嘘をつくのか?

普段嘘をついていない人ならば
突然嘘をつくという発想にはならない
つまり普段から嘘をついている
そしてばれてないと思っている
だから本当のことを知らせない
嘘をついて繕うという発想が出る

「ショックを受けさせたくないから」
事実を当事者に知らせなくて良い
という支配的な思考習慣がある

「精神的に弱い」人だという
レッテルを患者さんに貼って
日々関わっている

「傷つく姿をみたくないから」
事実を当事者に知らせない
という自己中心的な行動習慣がある

つまり誰の問題かわからない人は
問題の当事者に悪い影響を与える
特に患者さんの権利を平然と奪う
ことに繋がってしまう
望んでいなくても結果的にそうなる

それって恐ろしいことだ
と思いませんか?

良かれと思って言ったことで
当人の権利を奪ってしまう

だから、まず自分が
人生の主人公で生きることが
大切なんです

家族を大事にすることと
権利を奪っていいことは別

大事だからこそ
本人の権利を尊重する

そのためには自分自身が
普段から、そして若いうちから
自律した生き方をしている必要がある