終末期医療に携わっていると、
残された時間から逆算して計画を立てる
という行動パターンになります。
「来月に家族旅行の計画なんて・・・
残された時間を考えたら
今週末の方が・・・」
という場面も多いです。
死を意識して生きると、
何でもかんでも先延ばしにする
ことはしなくなります。
でも意識し過ぎる=死にとらわれる
のもよくありません。
何でもかんでも今に詰め込むのもまた
死に追い立てられているような
ちょっと窮屈な生き方です。
コーチングでは、クライアントが
数か月や数年計画を達成するのを
サポートすることもあります。
この両方があるから、
近視眼的にも遠視眼的にもならずに
物事を見ることができます。
今できることは今やる。
待つべきことは待つ。
このバランスが大切です。
急いでやることが目的ではなく、
自分が人生の主人公として生きる
ことが目的なんです。