参加者の参加度を上げる方法

あなたはどんな人から学びたい?

「勉強会が盛り上がらない」
「学生が退屈そう」
「受講生に積極性が無い」
というテーマで
講師をしている方から
相談を頂くことがあります

「パブリックスピーキングや
プレゼンを勉強したり
リハーサルも完璧なんですが」
と言われます

意外かもしれませんが
参加者の参加度が高いものと
高くないものを分けるのは
話の上手さではないのです

時間が許せば
クライアントの講演やセミナーを
聴いたり
それ以外にも月に1,2回は
医学だけでなく
ビジネスなどいろいろな
セミナーに参加しています

話がすごく上手いのに
全然響かないセミナーもあれば
話がすごく下手なのに
もの凄く響くセミナーもあります

参加者の参加度が高いセミナーは
講師が楽しさを伝えています

スキルのセミナーなら
スキルを使うとこんなに楽しい
という雰囲気が伝わってくるから
参加者の参加度が高まります

逆にスキルを延々説明する
セミナーは聴いててつまらない
だから参加者の参加度が下がる

真面目な人ほど真面目に説明します
すると参加者も真面目には聴きます
でも
「よくわかりました」
「理解できました」
という感想が返ってくるだけだ
一歩踏み出す力を得るには至らない

セミナーに限らず
「後輩の指導が苦手」という人も同じ
真面目に仕事自体を教えても
行動にはつながらない
仕事を覚えるとこんなに楽しい
と伝われば後は勝手にやる

楽しさを押し付けるのではなく
楽しいと伝える

たったこれだけで
参加者の参加度は劇的に上がる
一歩踏み出して欲しいなら
踏み出したくなるように教える

喜怒哀楽を表現する大事にしよう!