適応する力

与えられた環境で最大限

「クレームとか規制が多くて
最近は新人教育が難しい」
という悩みを持つ上司は多い

これは上司の力不足が原因だ
制限はあるものとして
指導法を考える
それが上司の力だ

社会的に制限は強くなっている
これは間違いない事実だ
でも
新人教育が出来ないのは
上司の指導力不足だ

社会的な制限は
一過性のものでは無いからだ

半年も経てば
ほとぼりも冷めて制限解除
なんてことにはならない

選択肢として別の環境を求めて
職場を変える
業界を変える
という選択肢もある
でも
その業種、その職場から
仕事を通じて
社会に貢献していくなら
制限は一旦受け入れる
前提条件に組み込んで
あって当然の対応を学んでもらう

これが出来て初めて指導だ

海外支社に赴任して
日本語が使えないから
新人教育はできない
と真顔で言うのと同じだ

つまり
制限に対応できていないのは
指導する側なのだ

前提条件=環境は
常に変化する

それに適応している上司は
こう指導する

まず制限のある現状での
対処法や考え方を教える

次に制限がない状況での
対処法を考えさせる

さらに別の制限がある場合
新しく制限が加わった場合
での対処法を考えさせる

これが適応力を学ばせる方法だ

言うまでもなく
こんな指導が
できるようになるためには
上司は猛烈に勉強する必要がある

様々な状況に対応してきた
実績が必要になる

まだ起こっていない変化への対応を
想定していく必要がある

そこまで出来ていても
なお新人教育が難しいなら
本当に難しいのかもしれない

上司が自分の
実力不足
経験不足
想像力不足を棚に上げて
環境や新人のせいにしてはいけない
上司力を磨こう!

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