知らない

あなたは「知らない」って言えますか?

講演や学会発表で質問されて
即答できない時の対処は

周辺の知識を羅列して誤魔化す
今後の課題とさせていただきます
と言いましょうと教わった

今思えば、それを教えてくれた先生は
たいして講演に呼ばれていなかった

講演をするようになって質疑応答は
とても重要だと気づいた

良い講演には質問がたくさん出る

良く無い講演には質問が出ない

そして最後だから記憶に残る
だから講演の印象を決めてしまう

講演が上手い人は
質疑応答の対応も上手い

最も見事なのは

「知らない」
「わからない」

を素直に即答で言えること

これは中々できない
何とか頭を捻り回して答えを出さねば
と思っているうちに膨大な時間を費やす
質問自体は大した内容でもなくても

重箱の隅をつつくような細かい質問に
「すみませんが、知りません」
とか
「良くご存知ですね」と称賛することも

これができると本当に時間を割くべき
大事な質問に答える時間が確保できる

仕事でも言い訳をダラダラして
貴重な時間を無駄にするよりも
「すみません。忘れてました。
すぐやります」といって始めた方が
良い時間を過ごすことが出来る

相手にどう見られたいか

が大事なのではなく

相手に何を提供するか

自分の守備範囲かどうかは
すごく大切なこと
知らないことを適当に伝えるのは
相手に良い情報を提供することには
決してならない

知らなければ知ってる人を教えるか
知ってる人を探して貰えばいいだけ

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