最終目的

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中長期の計画に取り組んでいると、
今の目標は常に意識します。
でも、ときどき最終的なゴールを見失う。
目的を見失った時、人は迷走します。

学生の成績を上げたい学校の先生
(A:先生、B:コーチ)

A:資格試験対策講座のテストで学生が
なかなか100点を取れないんです。
B:100点ですか。
A:はい。全員に100点取らせるために
ここが大事だと教えたり、
模擬試験を簡単にしてるんです。
でも全員が100点を取れないんです。
B:全員が100点?
A:全員に100点を取らせるのが
私の夢なんです。
B:100点取らせるのが夢なんですか。
A:はい。そうです。

B:小テストで100点取れたら、
どんな良いことがあります?
A:生徒が自身を持ちます。
B:A先生は生徒に自信を持たせたいんだね。
A:成功体験を積ませたいと思ってます。
B:成功体験を積ませたいんだね。
最終的には学生にどうなって欲しいの?
A:成功してほしいです。
B:成功って?

A:えーっと。。。資格試験に受かって
就職してもらいたいです。
B:資格試験ですね。
そうすると今の戦略は有効ですか?
A:100点にこだわり過ぎてます。
試験はそもそも100点合格じゃない。
模擬試験100点取れても
資格試験に合格しなかったら
何のための模擬試験かわからないです。

B:確かにそうですね。じゃあどうしましょう。
A:資格試験に受かる模擬試験を作って、
学生の勉強意欲を高めていきます。

自信を持たせるための戦略の一つだった
100点を取らせるが独り歩きして、
本来の目的である資格試験の合格が
見失われてしまった状況に気づきました。

自分が主人公の生き方をするには
役者と監督の役割が必要です。
目の前のことに取り組む役者の視点
全体を見通す監督の視点。

この両方を持つことが大事です。