代弁者になってはいけない

「きっと本人はこう思っているはず」
「患者さんは辛いに違いない」
「不満を持っていると思います」
という本人不在の会話をしてませんか?

病気とどう向き合うか
人生で重要なことを決める時
いろんなことを言ってくる人がいる

そして人は周りの人のことを
いろいろ言いたくなる

あなたは
言われる側?
言う側?

本人不在のところで言われるのは
どうしようもない

でも
言う側に回ってはいけない

言う側の人間は
噂話好きだ
陰口が好きだ
他人に生き方を決めてもらっている

だから自分も他人の生き方に口を出す

でも
どうせ口を出すなら
自分の人生に口を出さないか?

他人に言うときは責任を負わなくていい
自分に言うと責任が伴う

あの人はこう言うはずだ
患者さんが辛そうだ
不満があるに違いない

他人を引き合いに出して
自分の意見を通そうとする
そんなズルい生き方は止めないか?

私はこう思う
患者さんをみる自分が辛い
私は不満に思っている

主語を自分に変えれば
直ぐにでもあなたは
人生の主人公だ
自分の人生を
主人公として生きているから
話を聴いてもらえる

あの人はこう思っていると言われても
じゃあ本人に確認してみます
と言われて終わり
この話の主役はあの人だから

まずは自分に集中することから始める

人を助けたり
代弁したり
それって高度な技術だ

あなたが訓練を受けてるなら
そのまま続けて欲しい

受けていないならやめた方がいい
溺れた人を素人が助けに行くと
一緒に溺れてしまうのと同じ

代弁者ではなく
等身大の発信をしよう

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