声を上げろ

声が届くなら声を上げる?
声が届かなくても声を上げる?
どのみち声を上げるなら
最初から上げた方が良い

三年間声を上げ続けた企画が
形になり始めた

私の住む北海道はもの凄く広い
人口も医療機関も札幌に集中し
町立の診療所が閉鎖になったり
している地域もある

地域によっては
がん患者さんが最期の時間を
住み慣れた地域で過ごしたい
と思っても
バックアップしてくれる医療機関
がなかったり
がんの終末期を診れる医療者が
いない場合がある

偶然診れる人がいれば
患者さんは地元に帰れるという
現状は昔から続いている
医療が進歩しているとはいえ
収支のバランスが取れない地域では
講演会の開催が困難な場合が多い
・講師を呼ぶ予算が取れない
・聴きたい人の絶対数が少ない
・講師の時間確保が困難
などが理由に挙げられる

収支のバランスが取れなければ
製薬会社がスポンサーになるのも
ハードルが高い

だから終末期医療を学ぶには
一泊二日の休みを取って
1時間の講演を聴くために
大都市まで出向く必要がある
しかし過疎の地域には人材の余裕
がないので出席は困難だ
結局は同じ状態が続く

そういう地域で講演をしに行って
患者さんが地元に帰れる手伝いを
しようと様々な人に声を掛け続けた

勤務先の病院は
縄張りの関係で無理と即答だった
製薬会社も全て難色を示していた

私も一発で通ると思っていないので
時々声を上げ続けていた

すると一年半くらい経って
少し郊外で講演する機会を得た
さらに半年経って
もう少し郊外で講演の機会を得た
そして今回かなり郊外を講演ツアー
して回るという企画をある製薬会社
が準備してくださった

最初にお話してから三年
三ヶ所決定したので準備しながら
次の場所も決まり次第回っていく

少しずつでも医療用麻薬を
上手く使える医療者を増やすことで
間接的に患者さんが地元に戻るのを
サポートするための旅

最初は届かなくても
誰かの役に立つことなら
声を上げ続けていれば
支援してくれる人の耳に届く
そうすれば実現する
大事なのは確証がなくても
目標を設定して
行動し続けること

その姿勢によってフォロワーが
生まれるのでリーダとなる
まさに
コーチングそのものだ

 

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