大目に見る勇気

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末期がんで入院しているのに
「大好きなお酒が飲めないのも
体が動かないのも年とったからだ」
という患者さんは非常に多い
さらに
それを正そうとする
家族や医療従事者も非常に多い

多くの人は病気の進行が原因だと
わかっている
でも敢えて年のせいにしたいのだ

 

そこを汲み取れないのは
コミュニケーション能力不足だし
正論を押し付けるのは
相手のための言う名の自己弁護だ

誰の人生にも大きな文脈がある
行動も語られる言葉も
紡ぎ出される文章も
すべて個人の文脈に沿った
内容なのだ

老若男女問わずSNSのように
目の前にある短文や画像しか
読み取れない人が増えた

大好きだったお酒場飲めない原因が
病気であろうが年であろうが
そんなことは当人にはどうでもいい
長年飲んだお酒が飲めないのが辛い
それが分からない人は以後の会話に
加えて貰えないのは当然だ
「この人と話しても無駄だ」
と思われている人は多い

医療現場だけではない
仕事で誰かと話すとき
日常生活で人と話すとき
小さな小競り合いに勝とうとして
大きな文脈から弾かれる人が多い

ちょっとした単語の良い間違いや
本筋から外れた枝葉の内容を
正そうとする人は
少しずつ輪の中から弾かれる
実力があったり頭は良いのに
気づいたら居なくなってしまった人
はどんな場面にも必ず居る
それは宝の持ち腐れで
非常に勿体無いことだ
せっかく持った実力を発揮できる
ようにするのもまた実力なのだ

 

小さなことを大目に見る勇気を持て

 

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