見えない技術を学ぶ

「同じ状況でも対応が異なるのは
何故ですか?」と質問してくる
若手医師は全員優秀です

研修始めの一週間は私の診療を
横で見て貰いながら解説します
背景にある理屈や考え方と経験を
すべて言語で表現します

技術は「何を」「どう」やるのか
を学ぶことで習得できる
と一般的には信じられています

もちろん
やり方を学べば上達します
しかし同時に
「何を」「なぜ」やらないのか
も学ぶ必要があります

私たち専門家は
膨大な実践によって
技術を習得します
そして
「やること」と「やらないこと」
を判別できるようになって初めて
習得した技術を活用できます

理屈の上では正しいけれど
現実にはやらない方が良い
ということはたくさんあります

膨大な実践によって
「原則はこうだが、今回は例外」
と判断できれば勝率が上がります

ということは勝率を上げるためには
たくさん失敗する必要があります
失敗を恐れて実践回数が少ない人が
人並みレベルまでしかいけないのは
そのためです

専門家が「やること」には誰でも
注目します
しかし「意図的にやらないこと」に
上達のヒントが隠れています

ですが専門家は無意識で
「やらない選択」をしているので
質問されて初めて
「それをやってない」と気づきます

そんな質問ができるということは
「やっていること」と
「やってないこと」があると
気づいている証拠です
それに気づける人は洞察力があり
優秀なのです

 

技術は氷山の一角

 

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