決断という意思表明

飛び込んだ人だけが結果を出す

「副作用のある薬は使いません」
という患者さんがいます

医療者は対応に悩みます
なぜなら
全ての薬には副作用があるからです
そして
治療の選択肢が薬のみであれば
もはやお手上げだからです

「どうしたら良いでしょうか?」
と医療者からよく相談されます

あなたなら何と言いますか?

これは
儲かる保証がなければ投資しない
とか
成功の保証がなければ挑戦しない
という話と同じです

私は相談に対して即答で
「正直に言いましょう」
と答えます

「あなたには治療の選択肢が
薬しかありません
薬には必ず副作用があります
ですから
副作用は出るかもしれないけれど
薬で治療をする
または
治療をしない
のどちらかを選んでください」

正直に言えば良いだけの話です

すると何故かビックリされます
最初はビックリされることに
ビックリしましたが慣れました

「そんな事言って良いんですか?」
と大抵聞かれますが
「正直であることが重要です」
と答えます
薬以外に治療できるならすれば良い
でも
他に選択肢がなければ
治療するかしないかの二択です
ここに交渉の余地はありません

「それでも薬は嫌と言われたら?」

交渉を持ちかけられても選択肢が
増えるわけではありません
だから正直に
「ここで出来る治療はありません」
と言うだけです

「・・・」

 

ターミナル・コーチングでも同じ
「飛び込むつもりがないのなら
絶対に変わることはできないので
お受けできません」
とお答えします

患者さんやクライアントに対して
嘘をついて良いことはありません

他に選択肢がないことを知らない
可能性があります
その場合は
「二択以上の選択肢はありません」
と伝えるのがプロの仕事です

後は二択の中から決断して貰う

人に全て委ねるのではなく
自分で決断して
リスクがあっても飛び込んだ人が
望む成果を手に入れられる
可能性が生まれます

副作用のリスクを取りたくない
というのも立派な決断です

副作用があっても治療したい
というのも立派な決断です

決断という意思表明があって
初めてお手伝いが出来るのです

 

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