受け手の目線を取り入れる

子供が入院して気づいたこと

昨日子供が熱で入院しました
自分が勤務先に入院しているので
普段働いている時には見えない
患者さんの家族としての見え方が
できました

この経験によって
普段職場で言われている
接遇の向上や療養環境の整備が
医療者の目線で語られていて
患者目線では考えられてないか
ということが分かりました

たとえば
医療者が何時間も連続で病室に
滞在することはありません
もっというと病室でなく
患者さんが入院中に過ごす
ベッドに何時間もいることも
ありません
だから
ベッドの寝心地がどうか
ベッドに寝てもテレビが見れるか
収納の位置関係はどうか
付き添いの家族が疲れない椅子
が配置されているか
足音など騒音対策ができているか
など勉強になります

特に病室のテレビは
ほとんどの病院で
寝ている人からは見えません
にもかかわらず
日本の大半の病院で同じ配置です
それでテレビカードを買わせて
いますが最近ではスマホで
テレビや動画が見れるので
買う人が減っています

これはテレビとテーブルと収納が
一緒になった台の構造と置き方の
問題です
病室のレイアウトと台の構造で
テレビが見えない位置に設置され
収納がベッドのせいで開けれない

入院を経験したり家族として
長時間病室に滞在していれば
直ぐに気づけるけれど
造っている人が経験していない
ので作り手目線になっている

病院以外の例では
バリアフリーでエレベータを
設置してもエレベーターに
乗るまでに階段がある建物は
結構有ります

患者さん目線からの苦情や
クレームそして要望の中には
「ごもっともだ」と思うものも多く
実際に使う人でなければ気づかない
目線が作り手や買い手に欠けている
ことによって宝の持ち腐れになる
ことがたくさんあります

物だけではなく自分の知識や経験
に関しても同じです
受け手の目線を取り入れることで
よりよい結果を生みます

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