諦めた人の言い訳は無視

「サインをお願いします」
本を出版すると
お声がかかることがあります

若い医師なら「名医になろう!」
と書くと決めています

最近の医療業界では
「天才的な名医よりも
優しい心を持った良医を目指せ」
と声高に叫ばれています

皆がこぞって言うので
おそらく誰かにとって都合が良い
キャッチコピーなのでしょう

そして皆が言うから
真実ではないと思っています

だからこそ
名医を目指せと言います

理由は簡単です
患者さん目線で考えれば
優しいだけで腕が普通の医師に
かかりたいと思う人はいません

そこそこ美味しい料理を
心をこめて作ります
というレストランに
行きたいですか?

それとも

誰にも作れない最高の料理を
作ります
というレストランに
行きたいですか?

同じ時間とお金を使うなら
絶対に後者です

同じように
天才的な知識や技術を持った
名医に診てもらいたいというのは
患者さん目線では当然です

よく「心か技術か」と議論されます

最高のものを提供するためには
常軌を逸した研鑚が必要です
患者さんのためにそこまでの
鍛錬をする人の心

研鑚はそこそこで人当たりが良い
どちらが優しいのかという話です

圧倒的に研鑚を重ねている人の
方が心がこもっています

そこまで追い込んで研鑚する人は
極少数です

大多数が研鑚を途中で諦めた人です
その後ろめたさを誤魔化すために
多数決で「名医より良医」と言う

だから最初から
名医になることを諦めた医師に
なってはいけない
という願いを込めて
「名医になろう!」です

最初から
名医になるのを諦めた人の言葉が
人の胸に刺さるはずがない
そして
胸に刺さったということは
その人は名医になりたいと思っている
だからわざわざ会いに来てくれる人を
私は全力で応援する

 

「患者さんのための鎮静」(メジカルビュー社)
アマゾン、書店にて発売中!
https://www.amazon.co.jp/dp/4758303991/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1489569935&sr=1-1

メルマガ「ターミナルコーチング」
現在メルマガにご登録頂いた方限定で無料音声
「なぜ、ターミナルコーチングを学ぶと人生が急速に進むのか?」
~ドクター濱口大輔が終末期医療の現場で目にしてきたものとは!?~
を公開しています。是非ご登録お願い致します。
https://mm.jcity.com/MM_PublicSubscribe.cfm?UserID=ips&MagazineID=19&MoreItem=1

Facebook
https://www.facebook.com/daisuke.hamaguchi.35

Podcast番組「ドクター濱口大輔のターミナル・コーチング」
https://goo.gl/IqI34H