聴き上手になる2つのイメージ

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話を聴くとき
いつも同じ聴き方をしていませんか?

患者さんが今までの人生を
ふり返りながら話してくれた
一時間ほど黙って聴いていた

私は医師として話を聴く時と
コーチとして話を聴く時は
聴き方が大きく異なる

それぞれ目的と役割が異なる
だから聴き方も当然異なる
職人が様々な道具を使い分けるのと
同じように聴き方にも様々な
バリエーションがある

積極的な聴き方をするのは
ターミナル・コーチ>コーチ>医師
という順番だ

終末期の患者さんが自分の人生を
ふり返る時に必要な事は
興味本位の質問ではない
しっかりとふり返られる環境だ

しっかりと人生を振り返るためには
栓抜きと鏡をイメージしている

栓抜きとは
しっかりふり返るきっかけを作ること
思いや感情を引き出すために有効な
質問をすることだ

栓が外れればあとは勝手に溢れてくる
その時は単に耳を傾ける
話しやすい反応をする
対して質問はせず単に聴く
それによってさらに
気づきや表出が生まれる
まるで鏡のように
溢れたものを反射させる

これに徹することができると
患者さんはしっかりふり返られる
下手な質問や相槌は
ふり返りの邪魔をする

沈黙が起こっても黙っている

患者さんが話すまで黙る

なぜなら沈黙の時間にこそ
深く振り返っているからだ

そこで沈黙に耐えれずに
生半可な質問をすると
浅いふり返りになる

一度人生のふり返りに
付き合うと決めたらやり切る
それが出来ないなら
受けない方が良い

これはどんな仕事でも同じだ
聴くことも仕事なのだ
話を聴くことは誰でもできる
でも仕事として聴くなら
自分の思いなどどうでもいいことだ

生半可な関わりは誰も幸せにしない
やると決めたらしっかりやる
役割に徹するのが専門家の仕事だ
そこの覚悟があるかないか
それだけの違いだ

以前「後ろで見学していて
何度も逃げ出したくなった
あんなに話を聞くことはできない
特殊技術だ」と研修医に言われた
しかし
実際には聴き切ると決めてから
普通に聴いているだけだ

思っている以上に話を聴くことは
難しいことなのかもしれない

 

話はしっかりと聴こう

 

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