誰にアドバイスをもらう?

最近こんなCMや広告が多いです。

「100人の専門家をうならせた」
「98%の専門家がまた使うと言った」

例えば

医師の95%が
また食べたいと言ったゼリー

とか

お医者さんが薦めるダイエット法

とか。

私は普通に美味しいゼリーなら
「また食べたいか?」って聞かれたら
「また食べたい」って答えます。

私は年1,2回、
食事量を思いっきり減らす
ダイエット法をします。
「実践してるダイエット方法は?」
と聞かれたら、そう答えます。

それを広告にすると
医師がまた食べたいって言った
ゼリーだし、
医師が実践するダイエット法になる。

ゼリーの専門家でもないし、
ダイエットの権威でもないけれど、
一般の人にはなぜか正しいと思われる。

アドバイスを誰に求めるかによって
得られる情報は大きく変わります。

大半の医師はダイエット方法なんて
全く知りません。

医師は病気と、診断や治療のプロです。
だから普通の医師に
病気にならない方法とか、
若さを保つ秘訣とか聞いても無駄です。

美味しい煮物の作り方を
フレンチのシェフに聞くようなものです。

偶然知っているかもしれません。
でも和食の板前さんに聞く方が
信頼度は上がります。
もっというと煮物の美味しい和食屋さん。

誰に聞いても一緒という間違いです。
多くの人は、何となく、それっぽい人に
聞いて失敗する。

誰に聞くか、誰のアドバイスか。
それが大事なんです。

だから昔から思っていたのは
進路相談は教師にしても仕方ない。
いや、教師になりたいなら相談すべき。

医師になりたかったら教師や予備校で
アドバイスもらうより、医師からもらう。
名医からアドバイスもらえたら最高。

受験の細かいことは教師でもいい。
いや、医師に聴いても仕方ない。

誰に聞くか。こだわろう。

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