絶望の中に希望を見つける人
希望の中に絶望を見つける人
終末期の患者さんの生き様は
文字通り
往生の際が良い人
と
往生の際が悪い人
の二通りに分かれる
往生の際が良い人は
人生の主人公として生きた人だ
人生で出会う様々な決断を
自分自身で下し
その結果や責任を自分で背負う
そんな生き方の先に辿り着く境地だ
往生の際が悪い人は
他人が主人公の人生を送った人だ
全ての決断を先延ばし、委任し
結果も責任も人任せ
そんな生き方の先に辿り着く境地だ
往生の際が良い人は
治療のこと
残された時間の過ごし方
最期の時にどんな処置を望むか
という重要な決定対して
全て自分で考え決断する
口々に言うのは
「こんな重い決断を家族に
させるのは酷だから自分で決める」
往生の際が悪い人は
全て人に任せる
意見を求められても
自分にはわからないと答える
口々に言うのは
「こんなことになるなんて
聞いてなかった、何とかしろ」
元気なときの行動も正反対だ
往生の際が良い人は
絶望の中に希望を見つける
死に向かうことから目を逸らさず
その中に楽しみや喜びを見出そう
とするから希望を見つけ出し
残りの人生を有意義に過ごす
往生の際が悪い人は
希望の中に絶望を見つける
死に向かうことから目を逸らす
だから絶望に対して過敏になる
そして見出した絶望から目を
逸らすために行動が狭まり
残りの人生が有意義ではなくなる
人生においても同じだ
リスクから目を逸らせば
リスクに過敏になり行動できない
リスクをまっすぐ見つければ
その中に希望が見つかる
人はどちらの生き方でも
選ぶことが出来る
誰にでも選ぶことが出来る
いつからでも選び直せる
しかし
時間がたくさん残っている間に
選んだほうが良い
あなたはどちらの生き方を
選びますか?
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