一人がむしゃらに仕事やりたいから
弟子はとらないと決めていた
弟子入りしたいという若手医師に
偶然出会い
自分も師匠がいた訳だし
やったことないから一回やってみよう
と、あっさり決めました
まだ始めたばかりですが
自分が最も勉強させて貰ってます
普段の一ヶ月の研修では
終末期医療の切り口で
知識と技術
医療のこと
コミュニケーション
リーダーシップ
キャリア
などの話をします
弟子にはそれに加えて
様々な質問があるので
医師として
元・研修医として
30代の人として
などの話をします
話の中でこんな質問がありました
今でも終末期医療に従事する医師の
キャリアパスが決まってないのに
どうやってキャリアを決めたのか?
医学生時代からやっていたのは
「数年先までの目標を書く」こと
医師免許取得→研修開始
いつまでに日本の学会発表
いつまでに海外の学会発表
専門研修
専門医の受験
など具体的に西暦を入れて
書いていました
全部書いた通りではありませんが
9割以上が書いた通りになりました
書くことによって
締め切りが生まれます
締め切りが生まれるから
いつまでに計画を立てるのか
いつから着手するのか
を決めることができます
あれの次にこれとせずに
一個ずつの目標にしたことが
結果的には良かったと思います
全てが完璧な時系列で結ばれていると
時系列をたどることが目的になる
ぶつ切りなので
思いがけないハプニングが起こる余地
が生まれる
達成しようと思っていた目標は
最初思っていた順序ではなかった
でも思いがけない流れの中で
達成できた
それは
達成すると決めていたから
決めていたから
期限内に達成するには
どうすればいいか
と常に考えていた
人生は一度きり
だから思いっきりやろう!
と学生のころから思っていた
そのベースがあって
終末期医療に携わるようになって
コーチングとも出会った
そしてターミナル・コーチング
という流れが生まれることになる
こういう背景があるので
「弟子をこんな医師に育てる」
ではなく
「なりたい医師になるのを応援する」
師匠(メンター)になるには
コーチングスキルは必須です