医師という職業は
人の命に直結する決断の連続だ
私はコーチングを用いた
若手医師の教育を行っている
終末期医療を学ぶ一ヶ月間で
最も大事にしているのは
「自分自身で決断する」
という習慣を身につけてもらうこと
そのために必要な知識を教えながら
知識を運用するために
常に判断を確認する
的確な判断ができるようになれば
自分で決断をしてもらう
医師だって人間だから
命に直結する決断は大変だし
ストレスもかかる
若くて経験年数が若ければなおさらだ
それでも
決断することを学ぶ必要がある
なぜなら、それが仕事だからだ
医師に関わらず、
すべての仕事は決断の連続だ
にもかかわらず
圧倒的大多数の人は決断できない
いや
決断しようとしない
先輩、上司、部、課の言われるがまま
そこに正解があると信じている
だからこそ決断できると
一気に周りから抜きん出ることが
できるのだ
決断を繰り返すことによって
決断できる人になっていく
たとえ小さな決断や
簡単な決断だとしても
決断した回数だけ人は成長する
決断の回数が増えれば増えるほど
自信が生まれてくる
そう
自信は決断によって作られている
さらに決断を繰り返していくと
大きな決断ができるようになる
「小さな決断はできるが
大きな決断は苦手です」
と言う人は
小さな決断さえまともに出来てない
大きな決断を行うには
覚悟が必要になってくる
覚悟を決めて大きな決断を行うと
更に成長する
だから成長した人は
覚悟をその身に纏っている
そのための一歩が
決断することなのだ
一ヶ月間、大小さまざまな決断を
し続けると
決断することって大したことない
と思えるようになる
この頃には
即断即決できるようになっている
その頃には仕事だけでなく
日常生活も大きな変化が出てくる
淡々と決断していこう!