まずはマニュアル人間になろう
マニュアル人間という表現は
マニュアル通りの対応しかできない
というマイナスの意味で使われる
でも大半の人はマニュアル通りすら
出来ていないのが現状だ
医療業界でもマニュアルは
たくさんある
若手向けのマニュアル本が
医学書ランキング上位を占める
殆どの人がマニュアルを持っている
でもマニュアル通りすらできない
マニュアルは最低限クリアすべき
内容が書かれている
つまり初心者がマニュアル通りに
できるようになれば中級者になる
中級者はマニュアルにない
応用問題を解きほぐして
マニュアルに載っている方法で
解決していく段階だ
上級者はマニュアルでは
解決できない問題を解決し
マニュアルを整備する側に回る
だからこそ初心者は早急に
マニュアル人間になれないと
いけないのだ
マニュアルをマイナスの意味で
用いる人は
マニュアル人間になれなかった人だ
上級者はマニュアル人間が
成長の過程であることを知っている
だからこそ自分達が整備した
マニュアルを網羅した人を人知れず
次のステージに招待するのだ
この成長の過程は年功序列ではない
年長者でも声がかからなかった人は
次の段階が存在することすら知らない
場合によっては上級者のことを
マニュアル通りできない奴と
思っている人までいる
ピカソのことを
絵が下手な画家と思うが如く
上級者はガチガチの基本ができる
中級者など比べ物にならないレベル
で基本ができる
その上で独自性を出している
自分が初心者を育てる立場に回り
このシステムに気付いた時に
冷汗が止まらなかった
師と弟子の関係は恐ろしいものだ
まずはマニュアル人間になろう！
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