しっかりと理解できた合図

しっかりと理解できた合図

昨日はターミナル・コーチング
認定コーチ向けのセミナーでした

少人数でやり取りしながら
進める講座を開催していると

今日学んだことは
こういう場面でも使えそうですね
というように
学んだことを応用する視点が
生まれることがあります

これは学んだ内容を
しっかりと理解できている証拠です

理解には三段階あります

わかった

できそう

応用できそう

という三段階です

私はスキルや考え方を教えるので
「わかった」
というレベルの理解は求めていません
スキルはわかったところで
行動に繋がらないからです
少なくとも
「できそう」
と思えるほどの理解が必要です

その上を行く理解が
「応用できそう」
というレベルです
応用するためには
できることが前提になります
だから
教えてもらった場面以外でも
こんな時に使えそうですね
という感想や意見があると
とても嬉しくなります

ただ
注意すべきは
それで終わりではないのです

どれだけ理解しても
実践するまでは単なる情報です
実践して初めて自分のものになります
だから理解の程度はあくまで

行動へのハードルを
どれだけ下げられたか

という指標です

実践へのハードルを下げて
挑戦を繰り返すことで
自分のものになる

それで初めて学んでよかった
という状態になります

講座だけではなく
部下の指導や
営業などでも同じです

大事なのは
理解してもらうことではなく
出来るようになった先の
本当の目標です

スキルを教えるのも
受講生がスキルを習得するのが
最終目標ではなく
受講生が習得したスキルを使って
求めていた結果を手に入れることが
最終目標です

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