どれだけ削れるかが実力

どこまで削れるか?

4月の若手医師研修が終わりました
研修終了後に学んだことを
自分自身で振り返り
周りの人にシェアするために
自分で勉強会を開催して貰います

日時、テーマ、内容を含め全て
自分で決めて貰っています

相談には乗りますが
当日の質疑応答まで含めて
一切手伝いません

勉強会を企画するのが
いかに大変で
いかに楽しいか
を体験して貰いたいからです

その中で
「歴代の研修医は話の展開や
スライドの内容が似ているが
フォーマットがあるのか?」
という質問がありました

完全に自由に準備している
と返答しました

準備を進めていく中で
2点気づいたようです

初心者が理解できる話の流れがある
知識を全て伝えれば良い訳ではない

これらは行動した人にしか
気づくことが出来ない内容です

自分が話したい順番と
初心者に理解してもらうための
順番は同じではありません

自分が初心者として学んだときは
予め講師が決めた流れで聞きます
すると話の流れは自ずと決まる
と思ってしまいがちですが
自分が準備する側に回ると
スライドだけでなく
文章の順番や単語の順番まで
自分で決めていくのです
その順番しだいで
わかりやすくなったり
わかりにくくなったりします

そして
中級者や上級者が知ってることを
全て盛り込んで話すと
初心者にとっては難しすぎるし
量もキャパオーバーとなります
だから理解できる範囲で
情報は削る必要があります
どれだけ削れるかが実力です

全てを話す時に知性は不要ですが
削るときにこそ知性と実力と
想像力が問われます

 

どんどん削る練習をしよう

 

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