自分より若いがん患者さんの
婚約者や配偶者から
「自分に出来る事は何でしょうか」
と聞かれることがあります
意外かもしれませんが若い人の方が
腹が据わっている人が多いです
アタフタしたりパニックになって
行動できなくなるのは中高年が多い
「今日明日お別れになったとして
今日やってあげれば良かったと
後悔する事がありますか?
その中で相手が望む事を今日
やってみてはいかがでしょうか」
と答えるようにしています
医師として見ていて思うのは
周りの人が「やってあげたい事」を
全部やってあげるのは
はっきり言って自己満足で迷惑です
素人がこれまでの経過を無視して
訳のわからないサプリメントや
怪しい治療法を薦めてきたり
やたらと転院を進めてきたり
食べられなくなった人に大量の
食べ物を持ってきて食べないと
元気が出ないと勧めたり
自分がやってあげたい事
と
相手がやって欲しい事
が
同じではない
という事を理解できないのです
その結果
相手に迷惑をかけていることに
気がついていない
そして自分では
良い事をしてあげたと思っています
自分がやってあげたくて
相手もして欲しい事をやってあげる
のがお互いにとって最高です
これは終末期医療の現場だけでなく
ビジネスでも教育でも人間関係でも
同じことが言えます
普段から
自分がやってあげたくて
相手もして欲しい事をやってあげる
という生き方をしていれば
相手に迷惑をかけたり
自分だけが我慢したり
しなくてすみます
そのために自分の頭だけで考えずに
相手と話し合うことが大事なのです
メルマガ「ターミナルコーチング」
ご登録頂いた方限定で無料音声
「なぜ、ターミナルコーチングを学ぶと人生が急速に進むのか?」
~ドクター濱口大輔が終末期医療の現場で目にしてきたものとは!?~
を公開しています。是非ご登録お願い致します。
https://mm.jcity.com/MM_PublicSubscribe.cfm?UserID=ips&MagazineID=19&MoreItem=1
Podcast番組「ドクター濱口大輔のターミナル・コーチング」
https://goo.gl/IqI34H
Facebook
https://www.facebook.com/daisuke.hamaguchi.35
「患者さんのための鎮静」(メジカルビュー社)
「できる!がん疼痛緩和」(メジカルビュー社)
アマゾン、書店にて発売中!
https://www.amazon.co.jp/%E6%BF%B1%E5%8F%A3-%E5%A4%A7%E8%BC%94/e/B06XP5P8P9/ref=dp_byline_cont_pop_book_1–