遠慮なく上司を追い抜け

部下が上司を超えられないのは
上司に対して非常に失礼な行為だ

若手医師からこんな相談があった

患者さんの症状を良くするために
最善と思う治療を上司に提案した
しかし上司がその治療をよく知らず
抵抗があり開始するのが遅くなった

自分が未熟で提案するタイミングが
早過ぎたのか適切だったのか・・・
その治療だけみれば
若手医師が上司を抜いていた
しかし正しいフィードバックがなく
自信を失っていた
だから
「先生のタイミングは絶妙だ
次からも同じでタイミングで良い」
というフィードバックをしたら
目が輝いていた
きっとまた良い判断をしてくれる
情報へのアクセスが未発達だった
昔と違い
今は若手の方がずっと詳しいという
状況が生まれている

ここで「教えてくれてありがとう」
と言える上司は自身も成長するし
若手も伸ばすことができる

「年下のくせにうるさい」という
態度の上司は成長を放棄しているし
若手のやる気を奪っていく
そういう人間に限って
やる気のない若者が増えたと言う

自分だって若かりし頃
上司を超えてきたはずだ
ならば
自分より優秀な部下を育てたら
普通は嬉しいはずだ

上司は自分を超えさせるために
日々部下を育てているのだ
だから
部下が上司を超えられないのは
上司に対して非常に失礼な行為だ
だって
上司の教え方が悪いと
周りに吹いて回るようなものだ
なんて上司に失礼な行為なのだ

と部下に対して本気で怒れる
そんな上司を目指してはどうだろう?

 

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