細部で差が生まれる
「テストでケアレスミスを減らすには
どうすればいいでしょうか?」
と学生から聞かれます
ミスという考えを捨てよう
誤答と言おう!
と教えています
半年間テストの採点をしてきて
気づいたことがあります
ケアレスミスは多い少ない
ではなく
する人としない人がいるということ
ちょっとしたミスは
人間なら誰でもします
でも本当に偶然ミスする人と
いつもミスする人に分かれます
採点していて
「●●さん珍しいな」
か
「■■さん、またやってる」
のどちらかの感想しかありません
ケアレスミスっていうと聞こえは良い
でも結局のところ単なる間違いだ
しかも
細部に手を抜いたことによる間違いだ
惜しいか、惜しくないか
それは本人の価値観で
他人から見たら単に間違い
惜しいと思っている時点で
改善する機会を逃してしまう
「一歩及ばず」
という発言をする人は
永遠に「一歩及ばず」と言い続ける
一歩分手を抜いているからだ
その一歩を埋めるには
どうすればいいのか?
具体的に真剣に考える人が
目標を達成できる
最後の一歩を埋める力
それは絶対に達成するという意志
試験勉強を頑張っても
不合格になれば
合格という目標は達成できない
勉強に費やした時間が無駄になる
仕事でも同じだ
契約書の宛名を間違えた
書類の送付先を間違えた
簡単な事を「ミス」で済ますと
ミスに慣れてしまう
ゼロにはできないが
ミスするのが当たり前という意識は
非常に危険だ
小さなことの積み重ねが
大きな結果につながる
またミスしたと思っている人は
ミスし続けるだけでなく
ミスが徐々に大きくなっていき
いずれ致命的な間違いをする
ミスと呼ぶレベルではなくなっている
そんなことに気づけなくなるからだ
小さなミスを起こさない
起こしても大事に至らない
そんな努力をする人は
ミスをしなくなる
大きな目標を達成するために
細部にまで注意を払おう!