本当の意見交換

「同じ意見で安心しました」

講演会の質疑応答のときに
質問の前置きとして多数出ます

講演会だけでなく
日常でも良く見られる風景です

師匠の下で修業をする時
新しいスポーツを始める時
新しい趣味を始める時
新しい仕事につく時
これらの時は師匠や先生と
意見が一致するまで繰り返すことが
非常に大事です
これが守破離の守の状態

でも修業期間を過ぎたら
いつまでも一致していてはいけない

意見が一致しているなら
あなたがやる意味がなくなってしまう
同じ意見なら師匠の方が良い
そうなってしまう

意見が違っている所に
あなたのオリジナリティがある
これが守破離の破の状態

オリジナリティがあるから
新しい結果が生まれる

新しい結果を期待して
新しいニーズが生まれる

ニーズが増えると
さらにオリジナリティが磨かれる

コーチングセッションでは
私は求められない限り意見を挟まない
それはコーチの意見が
正解だと思われないためだ

コーチングは
正解を与えるものではない
クライアントの目標達成や問題解決を
支えるものだ

つまりクライアントが自分で正解を
作っていくのを支えることだ

他人に正解を求めると
それは他人にとっての正解だ
自分にとっても正解なのか
それは誰にもわからない

だから
自分でオリジナルの正解を造る
これが守破離の離の状態だ

自分で造った正解なら
他人と違っていても良い
自信を持っていれば良い

そして
自分だけが正しくて
相手が間違っているのではなく
相手も正解を持っている
それが理解できれば
正解同士意見交換が出来る

すると更に
オリジナルな正解が生まれていく

それが本当の意見交換だ

 

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