先延ばしが勧められない理由は
人生の先延ばせない死があるからです。
永遠に締め切りが来なければ
いつまで先送ってもいいでしょう。
でも締め切りはあるのだから、
今から物事を完結させていく生き方を
選ぶこともできます。
先延ばしをせずに、物事を完結する人の
生き方はどうでしょうか。
一つ一つの出来事を完結させ
次に行く習慣で生きてきています。
だから締切はあっても、
締切に追い立てられる生き方ではない。
死に直面しても、これまでの習慣に基づき
一つ一つ丁寧に終わらせていきます。
既に遺言状を書き終えている方や、
今後の指示まで出し終えている
そんな方さえいます。
もちろん「やり残したこと」はあります。
しかしそれは先延ばしにする人の
「やり残したこと」とは違います。
先延ばしにする人は
「過去に」やり残したことです。
完結させる人のは「未来に向けて」
つまりまだ結果が出ていないこと。
同じ「やり残したこと」という言葉でも
中身は全く別物です。
こんな未来が来るとわかっていたら、
あなたはどちらの人生が良いですか?
どちらの人生を選択したいかです。
どちらが良い、悪いではないのです。
自分自身が人生の主人公なのです。
どちらを選ぶも自分の自由です。