最初から正直に

最初から正直になる方が良い

終末期医療の現場では
患者さんに病気の事実を隠そうとする
家族の方がたくさんいます

日本の多くの職場では
家族と過ごしたいという気持ちを隠し
いやいや残業を引き受けたり
飲み会に参加する人がたくさんいます

学校でも
内心は気に食わないと思っていても
一見仲良く振舞う人がたくさんいます

これらの状況は
最初は楽なのです

すると
その状況が当たり前になってきます

家族が病気を隠せば
患者さんは病気が存在しない前提で
お話をします
早く退院して旅行に行きたい
とか
すぐ直ると言ったのにいつまで
入院しなければならないんだ
という話が出てきます
だから家族はドンドン辛くなります

職場でも同じです
周りの人からすれば積極的に仕事を
引き受けてくれる熱心な人
とか
会社の飲み会が好きな人
という前提ができます
だからドンドン話が舞い込むので
家族との時間がなくなります

学校でも同じです
相手は仲が良いと言う前提で
接してきます
だからドンドン近づいてくるのです

最初は楽でも
後々ずっと辛くなります

逆に
最初から立場を表明すると
最初は辛いかもしれませんが
後は楽です

最初に病気の事実を話せば
現実的な今後の話ができます

最初に家族を優先したいと言えば
無理に誘われたりすることは
なくなります

最初に気に食わないことがあれば
伝えることで気にかけてもらえます

最初から正直になる方が
長期で考えれば生き易くなります

最初の勇気が重要なのです

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