業界の壁を破る方法

業界内の壁は業界内からは破れない

「うちの業界はこうです」
とか
「これが常識です」
というように
各業界には業界の常識がある

医療業界には医学知識を
増やすほど良い医療ができる
という常識があります

ですがビジネスや
コーチングを学んできて
それは違うなと思いました

性能のいい製品を開発すれば
勝手にモノが売れるという時代は
ビジネスの業界では遥か昔に
終わっています

医療の業界も同じです
医療者の大半は卒業してから
引退まで医療業界の中にいます
だから知識をつければ
良い医療が出来るはずだと信じ
でも良い医療ができないのは
何故なのかと壁にぶつかり続けます

業界の外で学んだり
業界の外から来た人が
「それって壁ても何でもないですよ」
といとも簡単に解決してしまうのは
外から見れば最早解決済みの問題
であることが多いのです

ターミナル・コーチングに関しても
クライアントは様々な業界の人です
医療業界でなければ
私からの質問は
業界の常識に反することですが
自分自身では考えてもみなかった
ことにこそ解決策が眠っています

だから
質問してもらうことはすごく重要
新人が来たとき
他科の医師が研修に来た時
講演後の質疑応答の時間
を私が大事にするのは
質問をしてもらうためです

ターミナル・コーチングでも
一見関係あるのかないのか
わからないような質問を
することもあります
それも思考パターンを
変えることにつながります

それによって
本当は存在していない
業界の壁が突破できるのです

 

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