バーンアウト(燃え尽き症候群)の
勉強会をしていた時のこと
質疑応答の時に
40代半ばの参加者が
「この歳になったら
誰も褒めてくれないから辛い」
と言いました
すると40代の参加者たちから
「ほんと、そう!
良い仕事しても誰も褒めてくれない」
と共感の声がたくさん上がりました
自分の中では驚きでした
いい年した中年が
口々に「褒められたい」と
本気で言い合っている光景は
私には衝撃的でした
仕事を学んでいる若手なら
褒められることがあるでしょう
でも、その若手に仕事を
教えるような歳になっても
まだ誰かに褒めてもらおう
という発想はなかったから
ビックリ!
一体、誰に褒めてほしいのか?
何を褒めてほしいのか?
独り立ちしてからは
社会的に意義のある仕事で
成果を出し続ければそれで良し
と思っていた
誰かに褒めてもらおうなんて
思ってなかった
でも結構な人数が
褒めてほしいと思っていたので
そっちが多数派なんだと
知ることが出来ました
仕事は褒めてもらうためにあるのか
という疑問は一旦置いておいて
もし仕事で褒めて欲しいなら
褒めてもらえるうちに
思いっきり仕事をやりましょう
そしたら褒めてもらえます
褒められたいというのは
褒めてくれる人に依存している
つまりは他人が主人公の人生です
そして褒められまくったら
褒めてもらえなくても
全く問題ない状態になります
この状態が自分が主人公の人生
自分が主人公の生き方ができて初めて
若手をきちんと育てることが出来ます
自分が主人公の生き方をしている人は
若手を褒めてあげられるからです
褒められたいと言っている中年が
若手を褒めることはありません
飢えに苦しんでいる時に偶然見つけた
食物を人にあげることがないのと同じ
若い人の方が生き方を変えられるのは
自分より立場が上の人が多く
褒められる余地が残っているから
コーチングでも同じで
30代までのクライアントは
生き方を変えられる
年齢が上がれば上がるほど
生き方は変えられない
若いうちに思いっきり頑張って
自分が主人公の生き方を
身につけよう
手遅れになる前に